アングラー:林 良一


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2013.2.24

〈林〉ヒラメではどうだ!極鋭 GEAR!!

先日、極鋭 GEARを使ってのアマダイ釣りを「水深100mからの挙動」と題しブログ記事にいたしました。そのときの60号オモリを背負わせた曲りからのアタリの出方に楽しさがあり、「では、同じく60号前後のオモリで楽しめそうな釣りは?」と思い立ち、去年秋より好釣果が続いている外房のヒラメ釣りに行ってきました。

2月24日(日)、釣友の佐藤くんとTERUさんとで千葉県大原の松鶴丸さんへ向かいました。僕にとっては久しぶりの大原。釣り座は左舷7人並びの丁度胴の間、僕を挟む格好でミヨシ側に佐藤くん、艫側にTERUさん。TERUさんのご友人親子は右舷に陣取りました。

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IMG01425.jpgのサムネール画像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のロッドは極鋭 GEAR M-210、リールはミリオネア ICV100LにUVFハイパーメガセンサー1号を250m巻き、リーダーとしてフロロ8号を一尋、親子サルカンを介し捨て糸30cm、ハリス5号70cm孫バリ付き、オモリは60号、エサは生きイワシを使います。

5時半出船ポイントは太東沖の20m前後です。船は風に対してミヨシを立てず、風に直角に近くしヨコタの流し、開始早々左舷側はラインが船底に入りますが、流し替えでは沖に払う格好で、左右舷交互に流していきます。

するとすぐに佐藤くんにアタリ! コツコツからゴツゴツへと、そしてアタリを伝える竿先が大きく海面に引きこまれ、竿を立てるとグングンとヒラメからの引きが伝わります。上がってきたのは45cmほどの肉厚の一枚でした。

 

その後船中では時折ヒラメが上がりますが、僕には一向にアタリが来ません・・・。「極鋭 GEAR-210に60号オモリはベストの筈では・・・? 水深は違えど・・・、さて、何がいけないのかな?」と考え釣り進めていきますが、左舷側で釣れている方の捨て糸が短いことを佐藤くんが発見、彼は早速捨て糸を短く調整し仕切り直しすると、一発でヒラメが食ってきました!

「低活性の為なのか、海底にいるヒラメの目の前にイワシをプレゼンテーションしなくてはなのか!?」と、、捨て糸を十数センチに結び直し、イワシも新しく生きの良いものに替え底立ちを取ると僕にも待望のアタリが! オモリだけを背負っている極鋭 GEARの1段の曲り(下の写真)より深く、鋭敏3段変則調子の2段目でアタリを弾くことなくイワシをヒラメに食い込ませ、残りの3段目でしっかりアワセを入れて上がってきたのは、TERUさんおすすめの煮付けサイズのヒラメでした。

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上の写真では、一見硬調に見えるかも知れませんが、この状態では9:1に近い高い操作性とチタントップの感度が、ここからがアタリ=小さな荷重が掛かると7:3調子に、アワセ、ヒラメのトルクフルな引きには6:4調子の粘りで対応、そしてその変幻自在の調子は、2匹目の実測50cm、3キロ弱のヒラメを掛けたときにもいかんなく発揮され、2ピースながらV-ジョイントのお蔭でその曲りのスムーズさに両釣友は「これいいですね~! 掛けると気持ちの良い曲りをするし、りょうさん釣っていて楽しそう~!」と口を揃えて言ってくれるのでした!

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そして、振動を増幅するチタントップのこと、ヒラメに襲われ逃げ惑うイワシの挙動も手感度で鮮明に伝わり、いち早くその後に訪れるアタリに対応でき、その感度のお恩恵は海底の根をオモリのコンタクトによって素早く察知することでき、船中1人数回根掛り、運が悪いとPEラインの高切れもありましたが、僕は根掛りを回避できトラブルレスでした。

 

今季好調なヒラメですが、やはり去年秋のような釣れ方ではないようでしたが、沖上り前にも1匹追加し申分のない釣行となりました。

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そうそう、TERUさんはどうしたのでしょうか?

 

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おふざけが好きなTERUさんのこと、カメラを向けると率先してこんなポーズを取ってくれるのでした!

 

 

さて次回は、この愛竿を携えどんな好敵手が遊んでくれるのか、また楽しい思案のしどころです・・・