〈林〉湾フグ竿は特殊な竿!?
どの魚種でもそうなのですが、対象魚を釣る為に設計され、実釣でのトライ&エラーを重ねた専用竿ほど信用が置け、釣っている間の迷いが無い竿はありません。
極小さなアタリを取ることが肝要な湾フグ釣りは、専用竿の効用が顕著に表れる釣りでもあります。
主に10号以下のオモリを使う湾フグ釣り。微細なアタリを目感知させる穂先は細く、そのアタリを取り掛けにいく胴は非常に硬く、フグを掛けている様を横からみると究極の9:1調子、柔らかな穂先部分のみ曲がり、硬い胴部分では吸収し切れないフグからの強烈な引きを、リールごとガッチリ握ったパーミングはそのままに、手首を使っていなしていくのです。
そんな調子の湾フグ竿なのですが、来月の湾フグ教室ではDAIWAさんより、メタリア湾フグの2タイプとメタリアゲームを共に貸し出しいただける予定です。
そして、「湾フグ釣りを始めるのに、竿やリールなど、タックルにお金がかかっちゃうからな~」という方心配ご無用です!
湾フグ釣りでは、リールは中~小型ベイトリールを使いますが、これはカワハギ釣りなどで使っているものが使えますし、PE1号前後が50m以上巻いてあれば大丈夫です。
仕掛けもそう高くはなく、昔ながらの親鉤のもの、チラシ鉤のものも安価で手に入りますし、オモリも8号前後などが数個づつあれば大丈夫です。
ただ、繊細な釣り、微細なアタリにつき専用竿はあった方が良く、そう言った意味でもメタリア湾フグ、メタリアゲームを湾フグ教室ご参加の皆さんにお使いいただきたく思っております。
湾フグという扉を一度開いてみるとそこには、背中を押さずとも、自ずとのめり込んで行ってしまう魅力が沢山あります。
気がつくと「湾フグ地獄」に嵌り込んでしまっているご自分に、きっと苦笑される筈だと思います!
【湾フグ釣り教室】
好評に付き4月の教室は現在キャンセル待ちの状態です。
それを受け5月の教室も開催決定。吉久さんにて好評受付中です!
参加ご希望の方は直接吉久さんにご連絡下さい。