〈林〉釣り人生初のカワハギ教室
11月5日(土)神奈川県茅ヶ崎市の一俊丸さんにて、CSCナオミさん主催の『ちきちき番外りょうさんのカワギ講習会』 http://www.facebook.com/N.CHIKI2 が開催されました。
不肖ワタクシが講師を務めるこのカワハギ教室、以前から準備をしていた模様はこの場をお借りし発信させていただいていました。
当日まだ空け切らぬ朝、相棒郷ちゃんの車で一俊丸さんに到着、CSCナオミさんの旦那様である大船長にご挨拶、その後、今日カワハギ教室の為に新造船の舵を握る堂満船長にこのエリアの特徴、状況、今日の攻め方などをお聞きしました。
本日ご参加の方々は30名、一人、また一人と到着する皆様とご挨拶、今日これから起こりうる釣りに、皆さんも僕も心逸り自然と笑顔になるのでした。
船を係留している堤防で20分ほどレクチャーをし乗船、最初は烏帽子岩のポイントに向かいます。
不肖講師、時折カンペ(台本)に目を落としながら・・・、です、ハイ・・・
烏帽子岩周りは岩礁帯、いわゆる根回りのポイントで、ポツポツカワハギが上がるものの一時間程で見切り、船長は船を西に向け、江ノ島をかわし腰越沖に向かいます。
ここでは小型が顔を見せますが、ポイント移動後一投目は複数の釣り人の竿が曲がるものの、その後はジックリとカワハギを待つ釣りの様相です。
そこで船内を回り、ご参加の皆様の一人ひとりを把握すると共に、移り行くエリアの状況に注意を払いながら、カワハギの食い方=活性を気にかけながらユックリと一回りしてみました。
すると、時間が経つに釣れ、釣れている方と、中々うまくいかない方との隔たりが段々とでてきました。
そして、ご参加の皆さんの竿や仕掛け、鉤はまちまちなのですが、そんな中一枚を釣っていただき、もう一枚と釣っていただくのが今回の僕の使命、すると「来週職場のカワハギ大会なんですよ。だからね、このカワハギ教室に参加したんですよ。来週同僚に『なんだよ、先週カワハギ教室行ってきたんじゃないの?』と言われちゃうと困るからさ~」と、笑顔で語ってはくれるのですが、不肖講師にハイプレッシャーが入ったことは言うまでもありません!
その時はコッパ中心のポイントなのですが、大鉤と大エサ、それも〆っていないアサリが鉤から垂れ下がっている状態の方もいらして、小型=小鉤、小エサのセオリーを伝え、手持ちの鉤、エサと交換、カジメ帯ではありますが、オモリが宙を切るステージ4~5をあえて封印、ステージ2~3が有効であろうと、とにかく一枚を、それをご自分で釣り上げる喜びを、僕はそのときの笑顔を見たくて丁寧にレクチャーをしながら、その方々の竿を持ち釣ってみたり、横でそっと見ていたりしたのですが、中々待望の一枚になりません・・・
気を取り直して船をもう一周してみようと回り始めると、先程レクチャーした方のバケツに、何とカワハギが泳いでいるではないですか!それも3匹!!
「やりましたね~! 素晴らしい!!」とお声をかけるとその方、「先生に教わったことを繰り返ししていたらアタリがありました。カワハギが上がってくるまでの引き、楽しかったですよ~」と・・・、「せっ、先生だなんて・・・」と、ビックリ。そして深く湧き上がってくる喜びに隠し切れない笑顔、思わず握手してしまいそうな衝動・・・、これも釣りがもたらせてくれる喜びなのだと感激いたしました。
この度CSCナオミさんよりお話しをいただき、自分なりに作りこんで挑んだ初めてのカワハギ教室。
中盤まで苦戦していた方々にもカワハギを釣っていただけることができ、そんな皆さんの笑顔が心に残る、自分の釣行経験のなかでも上位に位置する経験をさせていただきました。
釣りの後は温泉に浸り、釣り談義、情報交換の食事会、僕は運転してくれる相棒をよそに酒に酔いしれ、今日に酔いしれてしまい、かなり饒舌なってしまったことは言うまでもありません(苦笑)
そしてこの度、この機会を与えていただいたCSCナオミさん、一俊丸さん、そしてご参加の皆様に心よりお礼申し上げます。
釣りに感謝、人に感謝の素晴らしい一日でした。