〈林〉朗報のマルイカに親子で釣行!
一昨日の17日、前田さんと釣友の北館くんが乗船の瀬戸丸マルイカ船、お二人の合計は何と束越えでした。
その一昨日の夕方、「明日(18日)は曇りで日差しが強くないだろうし、風も弱く凪、そうだ、予てから考えていた息子を船釣りデビューさせてみよう!」と、昨日2時半に6歳の息子を起こし、夜の高速道路の風景をキラキラした眼で見入る助手席の息子をチラチラと見やりながら、二人で初めての船釣りに行ってきました。
早朝瀬戸丸の宿着くと、そこにはボンバーさんこと、アングラーズ・エイドのホームページを制作いただいた大鷲さんの姿が。
左舷ミヨシより大鷲さん、息子、僕の布陣で、今季初めてマルイカの顔を拝めるかもと、期待に胸を高鳴らせ出船です。
前日の前田さんの情報を整理してみると・・・
①潮がやや濁っていた
②ベタ底の反応が多かった
③潮があまり効かなかった
④マイクロマルイカと称される小型ばかりのポイントもあった
ということでしたので、各対応策として
①濁りがあり、天候も曇り予報で光量が少ない暗い水中が想定され、コントラストのハッキリした糸巻きタイプのスッテを多目に配すこと。
②オモリ迄の下イトを短めに取ること。
③潮に流されながらスッテを襲うことなく、マルイカにアドバンテージがある状況下、よりダイレクトにアタリを出す直結仕掛けを選択。
④アタってもすぐにスッテを離してしまって掛け辛い小型マルイカにも、直結仕掛けが有利と判断
という考えから、下記のスタメン・スッテで望みました(オモリが左側です)。
ちなみに息子は直ブラの3本スッテです(苦笑)
竿は極鋭ゲームセンサーレッドチューン、リールはニュースマックで、高強度・軽量素材「ザイオン」使用の軽量モデル、ラインはPE08号です。
ポイントは航程15分ほどの城ヶ島沖の35m前後です。
ベタ凪の海上でゆるりと船を進めながら、煩瑣に魚探に目を落とす親方船長、そのユックリとした船足を止めるリバースギアの音、胴震いする船体、釣り客に一瞬緊張が走ったとき、操舵室越しの船長を見やるとマイクに手を掛け「ハイどうぞ~」の声と共に期待の第一投です!
僕等親子はまず、僕が釣って見せてから息子にもと考えオモリを投入、ゼロテンションで着底一番ポーズを取るとアタリ! すかさずアワセますが空振り、そしてポーズ、またアタリ、今度はガッチリと掛けました。
ミヨシの大鷲さんも笑顔で竿を曲げています。
大鷲さんダブル、僕は型のいいのが一つ、その後息子とポイント移動の度にかわるがわる竿を持ちますが、寝不足と慣れない船の揺れにあえなくダウン、しばらく寝かすことにしました。
7時までに4杯、そこで反応を見つけ難くなったのか、船回しの時間が長くなり、仕掛けを入れてもアタリが出ない流しも続きました。
そして釣り進めて行くと、前日に前田さんから伺ったパターンには中々反応を見せないことに気付きだしました。
具体的には、中間よりも上のスッテにもほぼ満遍なく掛かってくること、ウエイト入りのハダカ系のスッテに反応が良いことが上げられ、後半は上へ上へとの誘いも入れながらハダカのスッテの色の反応に注意しながらのローテーションを心掛けました。でも、直結と下イトは不変のまま釣り進めました。
ややパターンを掴みかけたか、ポツポツとつり続け、ツ抜けをした頃でラスト1時間。毘沙門前の浅場に移動します。
ここでは浅場ということと、潮が効いていないのでオモリを33号に落とし、マイクロマルイカからの微細なシグナルをより目感度でとれるようにし、オモリを切りユックリと仕掛けを上げながら、アタリがあれば、竿をリールごと水平に40~50cm持ち上げる、いわゆるスイープなアワセで乗せるように掛けに行き、重さのごく軽い小型マルイカの皮にカンナを貫通させて身に掛ける工夫をし、皮のみを引っ掛けてバレてしまうことを防ぎます。
ラスト30分、小規模な反応に丁寧な操船で当てて行く船長、そこで5杯追加し15杯で終了となりました。
最終のスッテラインナップはこれなのですが、スタメンスッテとかなり様変わりしていることがお分かりいただけるかと思います。
久し振りに楽しめたマルイカ釣り。
残念ながら息子は思うように釣りす
ことはできませんでしたが、ホームで船釣り初陣を体験させてあげられましたし、本人も「また来ようね!」と、次回は子供用の酔い止め持参で行こうかと思っています。
帰りの車中、路肩に車を止めてパチリ、お疲れ様でした。
久々のマルイカ、楽しみにしていた食味、裏切らないですねぇ~! また行かねば(笑)