林 良一さんの記事
2010.7.15
〈林〉今季はどのようなマルイカ釣りでしたか
個人的にこの一二年の釣行は、一年の内でマルイカとカワハギの釣りがほとんどを占めるようになりました。
このことはもちろん、この場で書かせていただいていることが最たる理由の一つでもありますが、もう一つの訳があり、それは・・・
マルイカ、カワハギどちらにおいても非常にゲーム性が高く、釣り人が満足感に浸れたと思った刹那地獄にに貶められてしまう・・・、ある意味面白さ、そして難しさ、その魅力で十分に釣り人は、そう僕は魅了されてしまい、翻弄させられてしまうからだと思っています。
去年を払拭し今年はロングランのマルイカ、夏カワハギもそこそこの釣果なようです。
マルイカ最終コーナーから秋の好季のカワハギまでの狭間、白子狙いでのフグ、夏タチウオ、旬のイサキ、スルメイカ、ソイ等、他にも狙い目の好敵手が沖で待っているようです。
個人的には今季のマルイカは、中々良い日に当たらず大釣りこそしませんでしたが、内容が濃く良い釣りができた数回の釣行がありました。
それは、城ヶ島沖で17mの南風が吹きすさぶ中、ゼロテンションを駆使してその日比較的良い釣果を上げられたことが一つ、もう一つは過去の引き出しを総動員して、大変渋い釣況の中、最後まで集中力を絶やさずに、少ない釣果なりに納得の行く結果が得られたことがありました。
これらの釣行は次に繋がっていくと確信しており、充実した釣行となりました。
ラストスパートが近づきつつあるマルイカ、今季の印象に残ったマルイカ釣りは釣果ですか? 次に繋がる内容でしたか?
それとも、心許せる釣友との語らいながらの釣りでしたか。
とは言いながら、まだまだ続くマルイカロード、今季はまだ、大釣りのチャンスがあるかも知れません!