〈林〉東レカップ 2010
予てから申し込んでおいた「東レカップ2010 スポニチ・フィシング・フェスティバル」に、同ブロガーの前田さん、釣友の岡野さんと共に、小網代の丸十丸さんから参加してきました。
もちろん対象はマルイカで、釣り上げたマルイカの3杯の重量で競い、直結は禁止という大会ルールです。
丸十丸のほか、喜平治丸、大松丸、新徳丸といった船宿も参加、参加人数の多い大会でした。
くじ引きにより、僕の釣り座は18番。右舷艫から4番目、片舷11人、丸十丸では計22人で競うことになります。
そして僕の右隣の釣り座にはダイワの西村豪太さんが、初対面ながら好感の持てる方と隣り合わせになれ、もちろんお互いに釣り好きということもあって会話も弾み、朝一番から楽しめそうな雰囲気が漂います。
ダイワの金田一さんも参加されていて出船前に談笑、釣り座は左舷ミヨシとのこと、前田さんは同右舷の胴中、岡野さんは左舷胴中になりました。
朝から雲行きは怪しく天気予報は雨、出船すると間もなく雨粒が落ちてきて、潮は薄濁り、海中の光量は少ない筈でしたが・・・。
今日は直結が禁止のルール、そして3杯の重量で競うので、6本の直ブラ仕掛けのうち、下から2番目と4番目を10cmのブランコにし、そこには58Sを配して大型狙いにしました。
そして、前日同エリアで釣行していた前田さんより「ラスト30分、ネンブツダイで一人爆乗りだった!」との情報もあり、下から2番目にはネンブツダイを・・・。
さて大会開始、実釣です。
一流し目よりアタリがあり、胸中「よっしゃ~」と巻き上げてきますが、水面でイカが見えたと思ったところでフッと軽くなりバラシ・・・、気を取り直し仕掛けを沈め直し、誘いをかけてステイ→アタリ→アワセ→乗りましたぁ~、でもここでも、巻き上げ途中で痛恨のバラシ・・・。
隣の西村さん、この今日最初の流しで2杯GET!流石です!!
流しかえての一投目、船長の合図とともにトップガンを投げ入れ、着底直後にフワフワッとしたアタリ、乗りましたぁ~!
でも、さっきの二回のバラシを念頭に、慎重に巻き上げてきます、今度はバラセません!
上がってきたのはムギイカ・・・、道理でフワフワと、アタリが大きい筈です・・・(笑)
船回し中スッテをチェックしていると、先程のネンブツダイにイカの吸盤が付いていていました。
不慣れな10cmのハリス、アタリとアワセのタイムラグ、ブランコの釣り方ではなく、いつもの攻めの釣り方・・・、そうです、ここで迷いが出て、その迷いを払拭する為に、6本全部を直ブラに、そして、光量の少ない海中の筈ですが、底潮はクリアかも知れず、先日の教訓を思い出し、ブルーハダカを2本入れたらこれが当り、開始2時間はブルーハダカ系のスッテにアタリが集中しました。
その後、ブルーハダカにはチップはあるのですが、明確なアタリが出なくなり、ここでスッテチェンジ、朝より潮が段々とクリアになってはきていましたが、さてここで、次の展開はどのスッテに託すかです。
「寒色系のブルーが良かったから、暖色系のレッドにしてみようか」と、レッドハダカ系にスッテチェンジをしたみたら、これがまた当り、隣の西村さんと「これだこれだ、アタッた当った」と、お互い笑顔です!
途中一荷も2回あり釣果は29杯、直ブラに切り替えマイクロ混じりでしたが、その為か大型は不発でした。
参考までにですが、僕の左隣の方は、5cm位の小型の餌木を使い大型を2杯揃え、2位入賞でした!
雨天ながら久々の直ブラオンリーで、改めて直ブラの特性、さばきなどを実感、再考できた釣行でした。