パーミング
先日、「ヒゲの出ないイトの結び目」を先に掲載させていただきましたが、「ベイトリール右巻き?左巻き?」の続きである「パーミング」、一つとんでしまいましたが、今回掲載させていただきます。
ここでは、「竿とリールを一緒に持つこと」をパーミングということにしたいと思います。
僕は左ハンドルのリールを使うため、必然的に右手でパーミングしますが、リールの直前の竿を人さし指と中指でかるく挟み込みます。
こうすることにより、カワハギ釣りのときなど、宙で釣っていると「ポツポツ」とか「チク」といったアタリが、チタントップと相まってよく分かります。
僕は、そのようなパーミングの仕方のため、トリガーは小指の後ろにあり、リールの位置に対してかなり前に手があります。
リールをリールシートに取り付けるためにねじ込んで行くフォアグリップが長いものの場合、竿を人さし指と中指で挟み込むことが出来ず、チューンバットの短いフォアグリップを部品として取り寄せ交換しています。
かなり前方に手の位置があるわけですが、それにより、もう一つの利点があります。
リールを取り付けた竿の重心近くをパーミングできるため、ゼロテンション釣方のときなど竿のバランスがよく、左手をハンドルノブに添えながらバランスを取り船の揺れに対処、添えた左手の親指を使い、船が下がれば左手親指を押し下げ、上がれば緩めます。
写真では、竿をパーミングしている右手の、見えにくいですが丁度中指と薬指の間あたりに、リールを装着した竿の重心があります。
そのようにすると、おのずとゼロテンションの竿先わずかの曲がりを一定に保ちながらアタリを探すことができると思います。