ミッシングリンクを求めて。 〜 極鋭カワハギ RT AGS SF 導入ストーリー 〜

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ワッペン中心にミドルスピードのコンタクトで掛けていく

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14ダイワカワハギオープンをブッチギリの釣果で優勝を果たした宮澤幸則のウイニングロッドはこの年に発売した極鋭カワハギレッドチューンボトムAGSであった。宮澤はこの竿で理想の調子に到達したのか。ニュアンスは実はかなり違っている。彼はウイニングロッドについてこんな言い方をしている。「たまたま、プラでこの竿を試したら、この調子が今の状況にバッチリはまっているのを感じたので、これでDKOはとおした。」と。彼はシード権を持っていたので2次予選からの参加だったのだが1次予選と2次予選ではカワハギの状況に大きな変化があった。この間にワッペンサイズのカワハギが試合場である竹岡に落ちてきたようで、食いの渋いカワハギをなんとか食わせる拾い釣りから、少し活性のあがったワッペン対応の釣りに変わってきていたのだ。この少し活性のあがったワッペンというのが実に厄介で間合いに入らなければ餌もとらないし、間合いで餌の動きが遅ければ一瞬でアタリも出さずにツンツルテンにしていく。1次予選を勝ち抜いた名手達すら今日は餌取りが多いけど、相変わらず渋いなと思っているうちに試合が終わっている。いや1次の食いの渋いカワハギを食わせられてきた名手だからこそ、はまる罠ともいえるかもしれない。宮澤は1次予選を経ず先入観を持たずにプラに挑めたからこそワッペン中心にミドルスピードのコンタクトで掛けていくという戦術を見つけ出し、更にこの日50匹という釣果を上げて戦術に確信を持って大会に挑めたのだ。

 

 

ボトムも含めた複合レンジで誘いくわせている

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今のカワハギ釣りで安定した成績を出そうと思うと、特に大会のような厳しいプレッシャーではなおさらだが、一つの釣り方やレンジだけで勝負をするのは難しくなってきている。刻々と変わる状況の中でより多くのカワハギを間合いにいれ、食わせるには複合的なアプローチが不可欠だ。では実際にDKOでの宮澤のアプローチを見てみよう。まず両軸リールでも彼は仕掛けをキャストしている。そこから仕掛けを持ち上げテンションを掛けたままおとす、いわゆるカーブフォールで宙からボトムまでのカワハギにアピールしつつ広く船下まで探ってくる。これは彼も認めているが有名なスナイパー釣法にインスパイアされた探り方だ。上下、横方向の広い範囲でカワハギにアピールし、食わせる誘いとしても極めて有効だ。また食わなくてもカワハギは広範囲から仕掛けを追ってきていると思われる。その寄ってきたカワハギを確実に食わせるのが彼の宙の釣りから来る誘い下げだ。仕掛けを一旦上げてから誘いながら落とし込んでいく。食い気の高いカワハギならこれまでの過程で餌を取らさずハリがかりさせられるのだが、これでも食わなければ底に錘がわずかに触った時点でのステイで食わせる。DKOではこの時点で食ってくることが多かったというから、冒頭の少し活性のあがったワッペンの意味が判ってもらえるだろう。これでも食わなければ更にゼロテン、たるませという食わせに入るのだが、この日のカワハギたちには絶好の餌食となってしまう活性だったようだ。ということでボトムという竿を使っているが釣り自体はボトムも含めた複合レンジで誘い食わせていることが理解してもらえると思う。

 

 

宮澤が求めたのは現行のラインナップで対応できない領域

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カワハギの活性が高かろうが、低かろうが広い範囲を探り、誘っていかなければならない時、カワハギの活性に対応する要素として宮澤をはじめとしたトップクラスのトーナメンターが注目しているのがカワハギとのコンタクトスピードだ。同じように仕掛けを動かして間をとっても竿の調子によってはカワハギが餌にコンタクトしてきた時、早く動きすぎ口に入らないし、入ってもハリがかりせずハジいてしまう。また遅すぎれば餌のみを食われてしまう。ちょうど良いコンタクトスピードの調子の竿を使っているとき、嘘のように簡単にハリがかりし、パターンにはまればタイミングを合わすだけで掛けられてしまう。カワハギの活性や状況に合わせたコンタクトスピードの竿を使い広く探り、誘って食わせたいのだ。カワハギとのコンタクトのスピードを変えることができるのが実は穂先の柔らかさとテーパーの違いだ。宮澤が求めたのは現行のラインナップで対応できない領域、具体的にいうとFでも対応できないスローな領域だった。様々な状況でカワハギに挑み続けている宮澤にとって決して空白のままにしておけない領域、このミッシングリンクのカバーを最優先課題としてロッド開発に求めたのが今年のSFだ。この竿が完全な柔軟ロッドではなく穂先は柔らかいが、操作性やあわせが効く調子に仕上げられている理由もこの文脈から理解いただけると思う。

レンジ >A >ボトム> F> SFと次第にスローなコンタクトになる極鋭シリーズをうまく状況に嵌めることがまずは手を合わせる近道になる。

 

 

NEW極鋭カワハギ RT AGS SF

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