アングラー:山口 武久


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山口 武久さんの記事
2018.8.19

泉南・岡田浦港からテンヤタチウオ in 大阪湾

開幕したての大阪湾 テンヤタチウオ。ポイントとなる神戸沖には、例年のように船団が出来始めました。

そして、今回は大阪の泉南・岡田浦港の湊丸さんから出船です。

 

湊丸

大阪湾のテンヤタチウオのポイントは大きく分けて、神戸方面と淡路島の洲本方面が有ります。そして今回は関西国際空港の沖を通過して神戸沖へ。

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数日前から気温が下がり、気持ち良い気候の中で6:30 水深70mで釣り開始です。

最近の釣行時の特徴は、シーズンの初期のテクニカルな展開。アタリが小さく、追いが悪い。そして掛けるのが難しい。もしかして今日もそうなるのか?と不安と期待が入り混じるが・・・なんと

一投目、開始約2分。底から10mの所で誘いを開始。1.5mを三回に分けてワンピッチの比較的優しいジャーク。すると、『ゴゴゴゴッ』とテンヤに巻いた餌巻きステンにタチウオの歯が引っかかったような当たりからフッキング成功で一尾目。あまりに早い一尾目に驚きを隠せず、笑いが止まりません。

ここ数回の釣行時の私のフッキング率は1割以下。野球選手なら間違いなくベンチには入れてもらえません(笑)

ですので、テンヤの下にあのマークを敷いて謙虚な姿勢で釣りに望んだのが良かったのかも知れません(笑)

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快適船テンヤSS 40号。【夜光シルバーフレーク】【ケイムラ白夜光】【紫ゼブラ】【ケイムラ赤金】

一投目からhitとは、幸先抜群。

そして、約1時間ぐらいはアタリが多いのですが、個体が小さいのかフッキングが相当難しいです。フッキング率1割以下を本日もキープ確定でございます(笑)

しかし、今日は当たりは多く、また一度当たると追いも上々。2尾目は良型でした。

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アタリは明らかに先週、先々週と比べても多く、大阪湾テンヤタチウオが活況になると思います。そして感度最高なタックルのおかげで手元にアタリが次々と伝わります。

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ロッド:極鋭タチウオテンヤSP EX AGS178

リール:シーボーグ200J

ロッドキーパー:ライトホルダーメタル90CH

バッテリー:スーパーリチウム11000wp-c

しかし、中盤あたりからこの時期の名物、「激しい二枚潮」が発生しだすと、アタリが遠のき始めます。

ラインが斜めになりますが、シーボーグ200Jの電動ジョグパワーレバーを絶えず3ぐらいキープしながら誘いを掛けて、ポツポツと釣り上げ成功。やはりこういうテクニカルな日は1尾釣り上げると「よっしゃ!!」と言う気持ちがこみ上げますね。

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今日も餌はサンマの切り身を使用です。最近は生サンマ(解凍物も含め)がなかなか販売していなくて餌を確保するのに、何軒ものスーパーをハシゴするのが日課になっています(笑)これで約8尾分。そして一尾を4つに切り込み32切れ完成です。

※サンマ餌については船宿様によっては使用が出来ない事もございますので、事前にご確認をお願い致します。

 

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最終釣果は11尾。クーラーボックスの中では、隙間たっぷりで魚と魚が触れ合いにくい良い状態です(笑)

今日は持ち帰る魚に優しい釣り人に慣れた事を嬉しく思います(笑)

最高保冷力を誇るプロバイザートランクHD ZSS3500なのですが、朝に船宿さんにてクラッシャー氷を戴き、その中に海水を入れて血抜きしたタチウオを入れますが約8時間後でも沢山の氷が残っています。最近使用し始めましたが、この氷の残り方には驚きます。また船タチウオにおいてはこの横長の35リットルサイズが魚を綺麗に持って帰る事が出来て、良い感じです。

今日も大阪湾テンヤタチウオの難しさに翻弄されながら、「また直ぐに来たい!!」と帰りの車中で思いながら帰路につきました。