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清水 恭仁さんの記事
2017.08.22

AKASHI TAKO GAME12 / 2017 FINAL GAME‼️

明石船タコ釣りも、八月中旬を過ぎシーズン終盤を迎えようとしています。

お盆明けの8月18日、今シーズン最後の釣行に「明石浦/丸松乗合船」さんを訪れました。

明石エリアの船タコ釣りは、例年七月中旬から八月初旬にかけてピークを迎え、八月中旬を過ぎると徐々に釣果も減少し拾い釣りの様相を示してきます。

また八月に入ると職漁師の網入れも増え、タコの個体数自体が少なくなってきますので釣座の優劣が出やすく本日も厳しい釣りが予想されます。

七月には明るかった出船時の風景も薄明かりとなり、季節の移り変わりを実感しました。

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電車釣行の方を迎えに港に再度戻るので、先ずは近場のポイントから釣りを開始です。

最近、私も『メタリアエギタコ』を使いエギで釣りを始めるようになってきました。

それは、テンヤ有利の時間帯は必ずあるが、トータル的に見てエギが有利であるとと私自身も考えているからです。

エギカラーは、まだ薄暗いのでホワイト、イエロー系のエギを選択しました。

ひと流し目で幸先良く、連続して四匹を釣り上げます。

釣り方は、キャストしてのSW系マイナステンションステイの釣り。

その後船は一旦港に戻り、二見沖へポイントを移動しました。

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ここからが我慢の釣り、潮が速く仕掛けを引っ張るような状態で、安定した誘いをかけれません。

ポツポツと『メタリアエギタコ』の感度と柔軟性を活かし拾ってはいきますが、左舷有利で潮下の右舷では厳しい釣りが続きます。

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そこで、仕掛けを留める事を最優先に考え、エギからテンヤの釣りに変更をしました。

ロッドも『メタリアエギタコ』から『タコX』にチェンジします。

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直ぐに一匹を掛けますが、あとが続きません。

おそらくシーズン初期と同じく、個体数が少ない中でのアピール力が「テンヤ」より「エギ」が優っているのだと考えられます。

ここで「エギ」の方が有利と見て、再度ロッドを『メタリアエギタコ』にチェンジしました。

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相変わらず仕掛けは終始前に払い出し、仕掛けが止まらない状態が続きます。

また、釣座がスラスターの真上のため、スラスターをかけるとラインが船尾方向に引っ張られ仕掛けが安定しません。

非常に釣りづらい中で、ピンポイントの釣りを実践します。

スラスターの影響のない場所まで軽くキャストをし、ラインにテンションが入るのを待ちます。

ラインにテンションが入ると、仕掛けが海底を動き出します。

その状態で仕掛けを1メートル程度海底を移動させ、エギが海底を離れないスピードでロッドを徐々に立てていきます。

この操作におけるエギのトータル移動距離は、3メートル前後と考えてください。

ロッドを引き上げたら、今度はロッドを水平の位置まで下げラインテンションを抜いた状態でステイ。

タコがエギに乗るタイミングを釣り手側で意図的に作ってあげます。

ラインには徐々にテンションが入っていきますので、この状態でタコが乗ればフッキング、乗らなければラインテンションが入り仕掛けが動き出した時点で操作を始めから繰り返します。

連チャンはしませんが、この釣り方でポツポツとタコを拾っていきました。

途中キロアップを二匹掛けますが、タモ待ちの間に海面でバラし。

このバラしには、二つの原因が考えられます。

一つめは、潮が速い事を起因とするラインスラックからくるフッキングのあまさ。

二つめは、エギの抱き方によるフッキング不良です。

このフッキング不良は、アワセが早くタコの脚先に針掛かりしているという意味ではありません。

この時のエギサイズは、フッキング位置がなるべくタコの中心部にくるよう小型のエギを使用していました。

二匹とも口近くに針掛かりしており、フッキング位置としては申し分ありません。

水中映像を見て感じたのですが、覆い被さるようにエギに乗ってきたタコは案外バレる事が少ないように感じます。

問題はエギに乗った後、絡みつくように巻きつきながら脚でエギを締めつけてくるパターンです。

この状態では、おそらくフッキングを入れてもエギを針掛かりする状態まで動かす事は難しいと考えます。

エギサイズが小さいほど、タコのサイズが大きくなればなるほどその傾向は顕著になります。

何れにせよ、抱きつかれたエギをフッキング時に動かす努力と針先の貫通性を上げる事が必要となります。

そんな拾い釣りの中で、最後のひと流し。

20分で五匹の入れ掛かりとなり、気持ち良く2017シーズンの終了を迎えました。

当日の釣果は、25匹。

この時期としては、満足いく結果です。

当日のタックルは、

ロッド  :  メタリアエギタコタコX

リール  :  スパルタンTW 150H-L

ライン  :  UVFメガセンサー 8ブレイド+Si

その他  :  チョイ置きホルダーライト尻手ロープST1500-RS

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「丸松乗合船hp」より、当日の画像をお借りしました。

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2017年初春、ダイワより待ちに待ったメタルトップ搭載ロッド『メタリアエギタコ』が発売されました。

「たかがタコ釣り如きにメタルトップが必要なのか?」というご意見がある事も重々承知しています。

私は『タコX』が発売されるまで、当時発売されていた総ての船タコ専用ロッドを購入し使ってきました。

プライベートブランドのロッド開発に携わった事もあります。

長年『禁断のスーパーメタルトップロッド』を最強のタコ釣りロッドとして使い続け、メタルトップがもたらす最高の接触感度、メタルトップでしか表現出来ない独特の調子を私自身、身を以て実感をしてきました。

カーボントップやグラスソリッドトップ採用ロッドでは、私が思い描く理想の調子を再現する事は出来なかった。

『メタリアエギタコ』、現時点で最高の性能を備えた最強のロッドだと断言する事が出来ます。

ここ数年、明石エリアでの船タコ釣りは大きく様変わりし、エギでの釣りが主流となってきています。

そしてエギを使ったタコ釣りは、それまでテンヤで釣果を伸ばせなかった方々の釣果を大幅に伸ばす事に成功しました。

この先エギを使ったタコ釣りが明石エリアに留まらず、釣り場の諸条件が合致すれば全国にこの流れが拡がっていく可能性を秘めています。

私自身、テンヤを使ったタコ釣りを得意としますが、これから始める方々にテンヤでの釣りをお勧めする事はないでしょう。

初心者の方の場合、エギを使ったタコ釣りの方が間違いなく釣果が伸びると思っています。

最強ロッドの『メタリアエギタコ』。

このロッドに搭載された「メタルトップ」がもたらす一番の恩恵は、釣果だけではありません。

それは、タコの触りからフッキングに至るまでの掛けるプロセスを釣り手自身がコントロール出来ること。

釣れた一匹ではなく、自分が考えたストーリーで釣り上げる喜びを釣り手に与えてくれる事です。

進化は創り手の叡智と情熱がもたらし、真価は使い手が見出すもの。

来シーズン、どんな新しい展開を見せてくれるのか?

『D-STYLE OCTOPUS‼️』

その進化は、止まらない。

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