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アングラー:福田 豊起


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福田 豊起さんの記事
2018.04.15

大原で乗っ込み大ダイをキャッチ!

すっかり春を通り越して初夏の陽気となりつつある4月10日 外房は大原港の新幸丸さんにテンヤゲームを楽しむべくお邪魔しました。

4時15分に港前に待合所に集合。4時40分頃出船となった。

春の大原と言えば大ダイ。春になると黒潮が接岸するようになり、潮の流れが速くなり水温も上昇する。すると冬の間、深場に潜んでいた大ダイが浅場を目指して乗っ込んでくる。この時がテンヤゲームで大ダイを釣る好機となる。まさにこの日がそうであった。

船は春の大場所である御宿、岩船沖の60メートル前後のポイントを目指す。

今回のタックル

ロッド:紅牙テンヤゲームEX AGS S/MH-235

リール:紅牙AIR2508PE-H

PE:UVF紅牙センサー12ブレイドEX+Si 0.8号

リーダー:紅牙リーダーEX タイプF2.5号(10lb.) OI000165 OI000164

そして今回、新兵器として新しいテンヤ カブラ

紅牙タイテンヤTG SS エビロック

紅牙タイカブラTG SS エビロック  

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ピンボケ写真で申し訳ありません。分かりづらいかもしれないが、今までのタングステンテンヤ カブラに新しくエビロックと呼ばれるエビのズレ止めが付いた。サクサスフックの利点はもちろんハリの刺さりが良い事。この刺さりんのよさは、ハリ先とハリの肌の滑りの良さからくるもの。このハリの滑りの良さは一方でエサがズレやすいという欠点があった。この欠点を解決するのがエビロック。従来のエビ止めに比べて固いエビの殻に直接ロックするので、ズレ止め効果は抜群。春の大原は水深が深く、潮の流れも速いのでエビロックは強い味方になってくれそうだ。

期待の第一投。船長さん曰く 水深は50~60メートル前後。潮の流れは2ノット近くあるとのこと。風が弱いので、船は横流しで流すようだ。まずは8号のテンヤで様子を見る。カラーは金/ジャンジャンラメ。すると、60メートル少しで着底。その後、何度も底立ちをとることが出来る。

思わず笑みがこぼれる。潮の流れがありながら、表層と底付近が同様に流れている時は釣りやすいだけでなくマダイの食いも良い場合が多いからだ。朝のゴールデンタイムに期待がかかる。

しかし、朝一はアタリが無い。エサも一向に取られる様子がない。大地船長に聞くと前日も7時過ぎからアタリが出てきたとのこと。集中力を切らさず底付近を丹念に探り続ける。

すると、間もなくわずかだがアタリが出始めた。エサも取られるようになり一安心。テンヤを丁寧に送り込む。着底後にステイしていると、明確なアタリが!鋭く合わせを入れるとガッチリとフッキングに成功。

アタリと鋭い引きからマダイと確信。頭のふり幅が大きく、重量感もあるので大ダイであろう。しかし、大ダイであれば一気に走り出すハズ?だが、しばらくツバ迫り合いとなる。走り出す様子がないが、それならばこちらも望むところ。ロッドのパワーで大ダイのパワーを受け止め、竿サバキで突込みをかわして大ダイの頭をこちらに向ける。卓越したバットパワーを誇る紅牙テンヤゲームEX AGS 235S/MHなので、余裕をもって大ダイの引きを受け止めることが出来る。

最後まで走られることなく姿を見せたのは3.7キロの綺麗なメスダイ。この速い潮の中、会心のヤリトリに思わず笑みがこぼれる。

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エビロック付きのテンヤがガッチリ!

朝一から大ダイに恵まれ、これからさらなる大物を狙っていきたいところ。やがて朝よりも北東寄りの風が出てきた。潮の流れと風がぶつかって、やや波が出てきた。

テンヤ8号からカブラ10号金/ジャンジャンラメに変更。相変わらず潮の流れは良く期待は十分だ。

実際に船中では型の良いマダイがポツポツと食っている。そして左舷ミヨシでは5.6キロの大ダイも取り込まれ気合が入る。

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ボトムで食ってきたのは良型のオニカサゴ。専門に狙っても十分満足な大きさ。帰ってから食べるのが楽しみだ。

ここまで、私も周りの釣り人もボトム付近でのヒットが続いており、私は底付近を丹念に探る作戦を取っていた。しばらくして、風はさらに強まり横流しの条件も相まってかなり船は揺られるようになった。それでも底立ちは取りやすい状況なので諦めずに釣りに集中する。

ここまでずっと、私のいる右舷は風を背に横流しとなっていた。風が強くなってからはラインがかなりの勢いで船下に入り込むようになった。投入時はカブラを船から離れた方向にキャストして着底時に糸が立つように気を配る。やがてウマヅラのアタリが出始めてからはボトム付近で全く良い感触が無くなってしまった。

左舷のビシマ時代からの常連さんがワラサを上げたとの事。左舷は当然風を受ける側。潮の流れも相まってかなりラインが払い出すハズ。やがて終了まぎわ同じ常連さんが3キロ弱の良型マダイを上げた。お話を伺うとワラサでも良いからとカブラが払い出すのを利用して巻きで中層で食わせたとの事。すなわち、朝一に私が食わせた底付近からマダイのヒットゾーンが一気に中層付近に変わっていたらしいのだ。

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この常連さんの釣ったタイが吐き出した魚の骨。かなりの大きさの魚をベイトにしていることが伺える。新一船長曰く大きなホウボウやサメが大ダイのお腹から出て来ることもあったそう。

ボトムで食わせた私のマダイはお腹から大きなカニと複数のセミエビで一杯。同じ日の同じポイント、同じマダイで食べているものが全く違っていたことになる。春のマダイの気まぐれさに驚かされるばかりだ。

この日は外房大原らしい速い潮の流れの中、春らしい大ダイも上がり満足の釣りとなった。大原の乗っ込みマダイはこれから6月くらいまで期待が持てる。外房のマダイの乗っ込みは明確なピークが無い代わりに期間が長いのが特徴。釣果が安定しない時もあるが、条件さえそろえば熱い釣りが出来るだろう。

福田 豊起さんの記事
2017.12.08

大原港出船 冬の一つテンヤ

12月6日 大原港の富士丸さんで一つテンヤを楽しんできました。

朝5時30分に出船。航程30分で水深約30メートルのポイントに到着。ポイントに向かう間、船長さんにアドバイスを頂いた。「潮が澄んでいるので、朝が勝負だよ。日が高くなると食いが悪くなるから」と言うもの。その代わり水温は上昇しているので、チャンスは必ずあるはず。

この日のタックル

ロッド 紅牙テンヤゲーム EX AGS S/MH235

リール 紅牙 AIR 2508PE-H

ライン 紅牙12ブレイド 0.8号

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この秋の大原の大原の一つテンヤマダイは10メートル前後の極浅場こそ不発だったものの、30メートル前後の水深で安定した食いを見せていた。水深はやや深めだが、その代わりマダイの型が揃っているのが嬉しい。12月になってすっかり寒くなったが、この日も秋のパターンが続いていた。

まだ暗いなか、釣りがスタート。潮の流れは、そこそこ。だが、前日から昨夜にかけて沖で西風が強く吹いた影響で大きなウネリが残っている。一つんテンヤにとってこのウネリが案外曲者。底立ちやアタリが取り辛くなるからだ。おまけにこのポイントの海底にはカジメが所々生えており、竿先に不自然な動きが伝わる。

朝の暗い時間は、まったくアタリが出ない。船長さんのアドバイスによると朝勝負との事なので少し心配になる。だが、空が明るくなった途端、ひったくるようなアタリが!ベイルを返してから糸ふけを取ってアワセを入れる一連の動作が寒さで上手く行かなかったものの、マダイがガッチリ食ってくれたおかげで、フッキングに成功。上がってきたのは600gのマダイ。

ウネリとカジメの影響で依然としてアタリは取りにくいものの、順調にアタリを重ねていく。紅牙テンヤゲームEXの手感度を頼りに、余分な穂先の情報をオミットしてマダイのアタリに集中できることが嬉しい。最先端のカーボン技術であるSVFナノプラスとN、Cリングを奢った次世代AGSの効果は手感度に大きく貢献している。私の場合一つテンヤでは、目感度重視。まずは目感度ありきで、あくまでも見逃してしまったアタリを手感度で拾っていた。だが、EXを使うようになってからは、手感度と目感度の両方でアタリを判断するように釣りがかわった。

また、スローテーパーの繊細な穂先と強化されたバットパワーが特徴のS/MH。手感度だけでなく、ロッド全体に密な感覚が貫かれている。自然と自分の釣りが丁寧に緻密になるような気がするのは私だけではないだろう。合わせに対してのフッキングパワーの立ち上がりも早く、ズバッと合わせが決まった瞬間は痛快だ。

リールの紅牙AIRの軽さがロッドの感度を一層引き立ててくれるのも嬉しい。ザイオンボディとアルミ製ボディカバー、マシンカットデジギアの組み合わせで、軽さとパワフルな巻き上げを両立させている。もちろんドラグはATDなので、マダイが掛ったらロッドとATDに任せて、リールのハンドルを巻き続けるのが、バラシを防ぐ一番の方法だ。

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この位の型であれば、ドラグを使うほどではないものの、なかなかの引きを見せてくれる。冬の青空と真っ青な海にマダイの赤が映えて実に美しい。

澄潮の時の私のテンヤの定番カラーは赤金。この日は、5号の赤金が大当たり。船中では、沈黙が続く中、私一人だけひったくるようなアタリが何回もあったのには驚かされた。

テンヤ 紅牙タイテンヤSSエビキーパー付

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そして、さらに大きなアタリが!一気に30メートル以上ラインが出された。すわ、大ダイか?と思った矢先、今度はミヨシ方向にさらに走り始める。態勢を整えてリフトに掛ると、激しい抵抗は収まった。シュモクザメ?とも思ったが、竿で引きをためた時に竿先がクンクンと動いている。青物の証拠だ。やがて姿を現したのはヒラマサ!ATDマジックだろうか?リフトに掛ってからは、拍子抜けするほどすんなり上がってしまった。ATDは魚が走っている時も常にプレッシャーを与え続けることが出来るので、魚の弱りも早くなる。

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この後、鋭い抵抗を見せてくれたのが、うれしいゲストのイシダイ。この時期、脂の乗りは最高。大事にキープする。今シーズンの大原ではこのイシダイが多い。

やがて、日が高くなると船長さんが言った通り、エサ取りが激しくなってしまう。ベタ底ではベラ、テンヤを浮かせるとウマヅラ。そこで、ウネリが取れて来たこともあり、テンヤを3号に落として、マダイにアピールする。すると、狙い通りマダイのアタリを出すことに成功。うれしい1枚だ。

この後、エサ取りに業を煮やして船は濁りを求めて灘に移動。しかし、エサ取りは無いもののアタリ自体が無くなってしまった。全く、エサも取られない。そこで、遊動テンヤでボトムを狙ってみる。

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紅牙遊動テンヤ+TG SS

タングステンの遊動テンヤ5号をキャスト。一度、ボトムを取ってからリフト&フォール、ボトムステイとシェイクを組み合わせてアタリを絞り出す。すると、先程まで全くエサのエビがかじられなかったことが嘘のようにアタリが連発。小さいハナダイやウマヅラを連発した後、しっかりマダイの追加に成功。タフな条件の中、狙い通りの1枚が嬉しい。

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終わってみれば、クーラーの中は賑やか。一人入れ食いあり、長い沈黙あり、エサ取りに翻弄される場面もありで内容の濃い1日となった。

去年の大原は1月まで数、型とも狙える状況が続いた。今年も水温は高めに推移しているので、今後も大いに期待が出来るだろう。潮に濁りが入った時がチャンスとなるだろう。